訪れられる
昨日、2014年6月8日午前10時55分、天皇陛下のいとこで三笠宮ご夫妻の次男、桂宮宜仁(かつらのみやよしひと)さまが急性心不全のために66歳で亡くなられた。
今日の番組でも、このニュースを報道。そのニュース原稿で気になったのが「訪れられました(おとずれられました)」。僕の担当ではなかったのだが、その担当ナレーターが「どう思う?」と聞いてきたので、「おかしいですね。僕だったら『訪れになられました(おとずれになられました)』か『訪ねられました(たずねられました)』。う~ん……『訪ねられました』ですかね」と発言。「しかし皇室関係の場合、皇室担当者が各局にいるので、その方のチェックが必ず原稿に入ったはずですよね? そこを経ての決定原稿だから、僕達が違和感を感じても、これで正解では?」と。
皇室は21人となり、うち男性皇族は5人に
ちなみにインターネットで調べてみると、「ラ行下一段活用の動詞『訪れる』の未然形『訪れ』に、受身・尊敬・自発・可能の助動詞『られる』が付いた形」で文法上、間違いではないらしい。でも、やっぱり違和感を感じる。皇室だけに通用する皇室用語なのだろうか?
家に帰り、2012年8月17日発行の「記者ハンドブック第12版第4刷」602ページ「皇室用語について」を見てみると、「過剰敬語に注意し、第1文の最後の述語だけに使用する」とか「『お○○になる』『ご○○になる』という敬語表現は使わない」などとあるが、「訪れられる」は載っていなかった……。
蛇足だが、桂宮さまが亡くなったことで天皇陛下と皇族方を合わせた皇室は21人となり、このうち男性皇族は5人となった。

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