右と左

この間、僕が尊敬してやまない川久保潔さんとの会話で、東京と大阪でのエスカレーターの位置取りについての話が出た。

東京は左側に立ち、急いでいる人用に右側を空けるが、大阪はその逆だと。(ちなみに大阪が第2の故郷である僕は、両方を現在進行形で体験している(^^;)。

昨年、訪れた福岡では「東京や大阪と違って、そげに急ぐような奴はおらんから、どっちかに寄ることはないと」と言われたのだが、はたして、その言葉通り、エスカレーターを急いで昇り降りする姿を見ることはなく、人が右とか左とかに寄って整然と立つこともなかった。かつて、東京や大阪でもそうだったように、みんなてんでバラバラに立っていた。

いったい、いつごろから東京や大阪では片側に寄るようになったのだろう? 東京や大阪では、以上のような暗黙のルールが出来上がっており、それを守らないと冷たい目で見られてしまう。東京の場合、「なに右側に立ってんだよ、邪魔だな。左に立つのが常識だろうが!」と。

しかし、このルールにも意外な盲点が……。半身麻痺や義足、杖を付いている人などは、立っているだけというパッと見の外見上では身体に障害を持っているかどうか判断が出来ない。そういう人の中に、 「どうしても左側にしか立てない」、またはその逆で「どうしても右側にしか立てない」という人がいるのだ。(左半身麻痺の人は右側にしか立てない。右側しか容易に動かせないのだから)。

だが悲しいかな、身体に障害のない人は右だろうが左だろうが、なんの苦もなく立てるために、そんなことには気付かない……。

このようなことを新聞の投書欄で読んだとき、目からウロコが落ちました。僕も、東京のエスカレーターでは、急ぐ人のために右側を空けるのが当たり前だと思っていた……。

みなさんも、他人を思いやる気持ちを大切にしてください。

あれぇ~!? なんかメチャクチャ真面目な文章になっちゃった。俺らしくもない(^^;。

というわけで、みなさんの地域では、どうですか? 右ですか、左ですか?

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