消えたアクセント 追尾

消えたアクセント 追尾

追尾(ついび)。

「あとをつけていく」という意味で使われる追尾。「追尾ミサイル」や「ミサイルの追尾装置」などで、よく目にする言葉です。

アクセントは、「イビ」が高い平板の「ツイビ」と思っていたが、「ツ」が高い頭高のアクセントも耳にするような気がしたので、どちらが第1アクセントだろうと1998年発行の「NHK日本語発音アクセント辞典」で調べてみたところ、頭高アクセントしか載っていなかった!?

あれ? 絶対に平板アクセントだったのに! と、自分の記憶を信じて1985年発行の三省堂「明解日本語アクセント辞典」を見てみると、こちらは平板アクセントしか載っていない……。良かった、合ってた。僕のアクセントは古いこっちで覚えたからな。って、そういうことじゃない!!

追尾が載っていない!?

普通、新しいアクセントが認められた場合、辞書によっては「新は」と但し書き付きで2番目以降に掲載され、その後、数年を経て古いアクセントと優先順位を替えて第1アクセントとして表記されたりするのに……。まさか、三省堂の誤植? と思い、三省堂の2002年版を見てみたら、「追尾」自体の掲載が無かった。これって一体? 平板アクセントは正解なのか不正解なのか!? 取りあえず、「ツ」が高くなる頭高アクセントで読むしかないのかな?

僕の経験上、今回のようなパターンは、この「追尾」以外、無い。他の単語では、今では発音しないような昔のアクセントも消されずに載っているというのに。

「追尾」以外にもあるのだろうか? ぜひ、他の単語にも出会ってみたい。

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