目視のアクセント

目視のアクセント

目視。
読み方は「もくし」。意味は、目で見ること。

とあるニュース原稿で「目視による確認」という文章があったのですが、「目視」のアクセントに不安を感じてアクセント辞典を引いてみたところ、載っていない!!

1988年発行のNHK日本語発音アクセント辞典に載っていた同じ読みの「モクシ」は、黙ってほうっておくという意味の「黙止」と、黙って見ているという意味の「黙視」、そして暗黙のうちに意思表示する意味の「黙示」。ちなみにアクセントは、「黙止」と「黙視」が「モ」にアクセントのある頭高で、「黙示」が「クシ」が高くなる平板アクセント。

「目撃」「目算」「目次」「目前」「目測」と、「目」を「モク」と読ませる単語のほとんどが平板アクセント。例外は「ス」で下がる中高アクセントの「目す(モクス)」と、「モ」にアクセントのある頭高の「目途(モクト)」。

以上のことから「目視」も平板アクセントだろうと見当を付けて読んだところ、ADさんとミキサーさんから異論が。なので、頭高アクセントも収録。すると、採用されたのは頭高の方だった……。

平成の新語?

理由は、「スタッフ全員に聞いたところ、全員が頭高アクセントだったことと、警察や行政などの記者会見が頭高アクセントで発音されているから」。

帰宅後に調べてみると、三省堂のアクセント辞典にも「目視」は未掲載。もしかしたら、以前に書いた「立ち上げる」同様、平成に入ってからの新語かと思い、昭和時代発行の国語辞典を引いてみたら、案の定、載っていなかった。どうやら「目視」も平成の新語のようだ。

果たして、「目視」のアクセントは頭高なのか、平板なのか!? 知っている方がいらしたら、ぜひ、お教えくださいm(__)m。

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