人斬り以蔵/司馬遼太郎 新潮文庫
人斬り以蔵/司馬遼太郎
1969/12/15初版、新潮文庫
「自己流の暗殺剣法を編み出し、盲目的な殺し屋として幕末の世を震えあがらせた岡田以蔵の数奇な生涯を描く表題作。日本陸軍建軍の祖といわれる大村益次郎の半生を綴った『鬼謀の人』ほか、『割って、城を』『おお、大砲』『言い触らし団右衛門』『売ろう物語』など。時代の変革期に生きた人間の内面を鋭く抉り、長編とはまた異なった人間理解の冴を見せる好短編全8編を収録する」。
司馬遼太郎の短編
文芸評論家の尾崎秀樹氏のあとがきによると、この「人斬り以蔵」に収録されている8編は、昭和36年~41年(1961年~1966年)にかけて書かれた短編らしい。歴史的には脚光を浴びていない、というか、ほとんど無名に近い人に焦点を当て、その人となりを交えながら歴史の1ページを垣間見せてくれる。
名前しか知らなかった日本建軍の祖・大村益次郎、人斬り以蔵こと岡田以蔵、大名であり茶人でもある古田織部のことを、やっと今にして知ることができた(笑)。それにしても、司馬遼太郎は長編作家だと思っていたが短編も上梓していたんですね。

コメント
高校生の頃、この本に出会って今まで知らなかった歴史の裏側を覗けた気がしました(^-^)今でも時折読み返してます(^o^)
読み返すと、新しい発見がありますよね^_~。