12皿の特別料理/清水義範 角川文庫

12皿の特別料理/清水義範 角川文庫

12皿の特別料理/清水義範
1999/12/25初版、角川文庫
1997/1、単行本

インドに出張中、交通事故に遭い、現地で入院してしまった夫が食べたがる「おにぎり」。おコメに梅干にノリ。海外ではなかなかそろわない食材を探し歩いて妻が作ったおにぎりは……。忘れられない思い出が詰まった料理が誰にも一つはあるはず。別れた夫と新婚のころ食べた鱈のプロバンス風、左遷された会社員がストレス発散に作ったそば、夫の浮気に気づいた妻が作る八宝菜。楽しい思い出、苦い記憶、そんな泣き笑いをたっぷり詰め込んだ12品の料理小説集。温かいうちに召し上がれ。解説・林政明」。

パスティーシュ

先人の文体や作風の雰囲気を似せたりパロディ化したりするパスティーシュ作家として有名な愛知県出身の作家・清水義範さんが描く、料理に関する12編の短編小説集。

短篇小説ながらレシピや作り方もしっかりと描写していて、これを元に料理をすれば一品が出来てしまう!

気になる料理は、おにぎり、ぶり大根、ドーナツ、鱈のプロバンス風、きんぴら、鯛素麺、チキンの魔女風、カレー、パエーリヤ、そば、八宝菜、ぬか漬けと、どれもそこそこなじみのある一般的なメニューの数々。「料理を始めてみたい!」という方にお薦めの1冊です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました