ぶたぶたのいる場所/矢崎存美 光文社文庫
ぶたぶたのいる場所/矢崎存美
2006/7/20初版、光文社文庫(ほぼ文庫書下ろし)
「海辺の瀟洒なリゾートホテルには、知る人ぞ知る神出鬼没のホテルマンがいた。見た目はかわいいぬいぐるみだが、中身は頼りになる敏腕執事。お客が困っていると、何処からか現れ、疾風のように去ってゆく――。その姿を目撃した者は、幸せになれるという伝説があるのだ。今日も新たなお客がやってきて……。
とっても不思議で心温まる、超人気シリーズ!」。
ぶたぶたシリーズ第7弾
僕の大好きな「ぶたぶたシリーズ」の第7弾。
今回のぶたぶたさんの職業は、リゾートホテルの執事=ホテルマン。2編目の「柔らかな奇跡~夏の物語」がアンソロジー本で既出だったらしく、その1編をもとに書下ろしの4編を加えて構成し直し、1冊の本にしたのが、今作「ぶたぶたのいる場所」。
ぶたぶたさんがシェイクスピアの「オセロー」でイアーゴー役を演じる劇中劇があり、「オセロー」という古典文学が苦手な人も、ぶたぶたさんが出演する「オセロー」であれば、楽しく観劇、もしくは読書できるのでないでしょうか? そのくらい、硬い作品がやわらかくなっています(笑)。
それにしても、常にお客様のことを第一に考えるホテルマンをぶたぶたさんが務めるなんて、まさにはまり役だ!

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