キャベツ炒めに捧ぐ/井上荒野 ハルキ文庫
キャベツ炒めに捧ぐ/井上荒野
2014/8/18初版、ハルキ文庫(2011/9 単行本)
「「コロッケ」「キャベツ炒め」「豆ごはん」「鯵フライ」「白菜とリンゴとチーズと胡桃のサラダ」「ひじき煮」「茸の混ぜごはん」……東京の私鉄沿線のささやかな商店街にある「ここ家」のお惣菜は、とびっきり美味しい。にぎやかなオーナーの江子にむっつりの麻津子と内省的な郁子、大人の事情をたっぷり抱えた3人で切り盛りしている。彼女たちの愛しい人生を、幸福な記憶を、切ない想いを、季節の食べ物とともに描いた話題作、遂に文庫化」。
総菜メニュー
作家・井上光晴を父に持つ、2008年の直木三十五賞作家・井上荒野(いのうえ・あれの)さんの作品。
渋谷まで10分足らずという各駅停車しか止まらない私鉄沿線の小さな町。その街のささやかな商店街にある総菜屋「ここ家」。その惣菜屋を切り盛りする、還暦を過ぎた3人の女性の機微を描いた作品。
この作品は高齢者に向けたものなのだろうか? 主人公である3人の女性は、いずれも還暦を過ぎたおばあさん。40代半ばで男の自分には、いまいち感情移入ができない。まあ、元気で自由なお年寄りたちが寂しさを抱えながらも明るく楽しく過ごすという点では、将来を見据えるという意味で意義があるのかもしれない。
それにしても、各ストーリーで出てくる惣菜メニューの数々がおいしそうで、思わず作ってみたくなる(^^)。

コメント
私も以前読みました(^o^)
作中の会話が、幾つになっても女子なんだなぁと思えるところがあり楽しく読めました(^^)
あと読んでいたらお腹が空きますね(笑)
宣伝になりますが、BSプレミアムのグルメドラマ「本棚食堂」もお腹が空きます(笑)。ところで、グルメ漫画、グルメドラマは多いけれど、グルメ小説って少ないですよね?