食いものの恨み/島田雅彦 講談社文庫
食いものの恨み/島田雅彦
2007/10/16初版、講談社文庫(2004/3、単行本)
「内臓も余すところなく使い切ってアンコウのドブ汁をこしらえ、書庫を沖縄の墓室に見立てて泡盛を育て、最高級奈良漬を食べ終えた床でパパイヤを漬ける。名古屋の味噌蔵から韓国、インド、屋久島、厳寒の東北まで足を運び、中国のエピキュリアンのように、あらゆる食を味わい尽くす。痛快グルマン・エッセイ!」。
文壇の貴公子 島田雅彦
そのルックスの良さから「文壇の貴公子」と呼ばれ、時折、役者としても活動する作家・島田雅彦氏。昔からお名前は存じ上げているにも関わらず、読んだことの無い作家さんは数知れずおり、島田雅彦さんもその一人。というわけで、「食いものの恨み」というタイトルに惹かれ、氏の小説ではなくエッセイを手に取ってみた。
タイトルに「恨み」という文字があるものの、そのような恨み節は全く無く、ただただ島田雅彦さんが日本のみならず海外で体験した食を紹介するというエッセイ。しかも、上海蟹、フォアグラ、ふぐといった高級料理だけでなく、B級、いやC級といったグルメやゲテモノ料理にも触れ、僕的には実に大満足。ああ、島田さんのように、あちこちに行って、その土地の料理を食べ歩きたい!! そんな仕事、もしくは地方での仕事、来ないかなあ(^^)。

コメント