アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子Ⅱ/深町秋生 幻冬舎文庫

アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子Ⅱ/深町秋生 幻冬舎文庫

アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子 八神瑛子Ⅱ/深町秋生
2012/3/30初版、幻冬舎文庫(書下ろし)

警視庁上野署の八神瑛子。容姿端麗ながら暴力も癒着も躊躇わない激裂な捜査で犯人を挙げてきた。そんな彼女に、中米の麻薬組織に狙われる男を守ってくれ、という依頼が入る。男を追うのは残虐な手口で世界中の要人や警官を葬ってきた暗殺者。危険すぎる刺客と瑛子はたった一人で闘いを始める……。爆風を巻き起こす、炎熱の警察小説シリーズ第二弾」。

八神瑛子 三部作

先日、読んだ「アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子」がすごく面白かったので、その第二弾「アウトクラッシュ」を読了! 第一弾の「アウトバーン」よりバイオレンスさはおとなしくなったけれど、手に汗握るスピード感が半端なく、一気に読みきってしまった。とはいっても、暴力描写が苦手な方には凄まじい内容だけれど(笑)。

今作は、メキシコからの凄腕の刺客と対決するのだが、最後の戦いが非常にあっさりとしたもので、ちょっと僕には拍子抜け。残りのページが少なくなってきて、これでどうやって終わらせるのだろうと思ったら、案の定、あっさりと終わってしまった。「終わりよければ全て良し」の言葉があるように、途中の戦いにいくら読み応えがあっても、終わりが締まらないと物足りなさが残ってしまう。そうは言っても、読後の爽快感は相変わらず気持ち良い(^^)。

この第2巻である「アウトクラッシュ」は、指定暴力団の山口組、稲川会、住吉会。そして、半グレ集団の関東連合。さらに、メキシコの麻薬カルテル、ロス・セタスに、モンゴル出身の元横綱・朝青龍など、実在する組織や人物をモデルにしており、リアルな設定感が半端無い! 架空の話なんだろうけれども、真実も幾分混じっているのでは? などと、ちょっと勘繰ってしまう(^^;。

さて、命を惜しまないかのような八神瑛子の行動の謎も、予想通りだったけれども今作できちんと理解できた。次巻、第三弾の「アウトサイダー」で一応の終わりらしいが、どういった形で結末を迎えるのか非常に楽しみだ。

アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子/深町秋生 幻冬舎文庫
アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子Ⅱ/深町秋生 幻冬舎文庫
アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子Ⅲ/深町秋生 幻冬舎文庫

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